トップページで触れたように、ポリピュアのメイン成分であるバイオポリリン酸は、それ自体育毛を促進する成分ではなく、髪に栄養やFGF(発毛因子タンパク質)を効率的に”送る”ための物質だという。では、具体的にどのように送られて、結果的に育毛に対して効果をもたらすのか、そして、そもそも人体に安全にその役割を果たすことができるのか?について詳しく調べてみた。

バイオポリリン酸が毛乳頭に届いて栄養を送るまでの仕組みは?

まず、バイオポリリン酸は頭皮や角質層に浸透しやすいようにナノサイズになっていて、頭に塗布したら頭皮を通り抜けて毛乳頭にまで届くようになっている。では、どうやって栄養やFGFを運ぶのであろうか?それを理解するためにはまず、下の概念図をご覧いただきたい。

長鎖分割ポリリン酸の概念図

バイオポリリン酸は正式名称を長鎖分割ポリリン酸といい、鎖状の形をしている。この鎖の合間にFGFや栄養成分などを取り込み、そのまま長時間毛乳頭内にとどまらせておくことで、毛乳頭に継続的に栄養を送り込むというのが基本的な概念である。この”継続的に”というのがポイントで、髪の毛は一気に伸びるわけではなく1日を通して少しずつ伸びていく。成長が弱っているということは、栄養が足りない、もしくはいくら栄養を送り込んでも、そもそも届かない、もしくは断続的にしか送られず、結局髪の成長に必要な成分が毛乳頭までには行き割らないということである。

常に留まって取り込まれている成分が補給され続けるからこそ、髪の成長に初めて効果的なのであり、それを手助けするのがバイオポリリン酸の基本的な役割である。

また、長鎖分割ポリリン酸の「分割」というワードも重要だ。長い鎖状のままでは極小さい毛乳頭細胞内に入ることができないので毛乳頭細胞内に留まらせておくのに必要な長さに分割してあることがポイントになっている。

この送り込む栄養素は、ポリピュアに同時配合されているUltra Growth6を構成するセンブリエキス、グリチルリチン酸と言った育毛成分も含まれるので、元々体内に存在するFGF1,2,7,23とともに、育毛成分も鎖の間に取り込んで同時に送り届ける役割もある。

ナノサイズを最適に分割する手間暇がかかっていて生産数が少ない成分である

以前何気なくショップチャンネルを見ていると、バイオポリリン酸の開発者である柴肇一先生が出演していて、派生商品と思われる歯磨き粉(歯の汚れを除去するための口腔用組成物 特許第5511971号)を売っておられた。 その時ポリリン酸の原液や製造設備が公開されていて、大規模に生産できるものではなく、下記の写真のように小さなプラントでしか作れない希少物質であることをアピールしていた。

確かに、毛穴にも浸透するほどのナノサイズのものを鎖状に分割しているバイオポリリン酸は生産自体が難しいイメージはあったが、イメージ通り、生産自体それほどできないのでは?と思う。

食品添加物のポリリン酸からみるバイオポリリン酸の安全性は?

ポリリン酸と聞いて思い浮かんだのが、ハムやソーセージの成分欄に書かれている食品添加物ポリリン酸ナトリウムやポリリン酸カリウムのこと。バイオポリリン酸と同じくポリリン酸とついているので、同じ仲間であることはまず疑う余地はない。

食品添加物に使われているポリリン酸に調べてみると、基本的に結着剤として使われており、肉の加工物はもちろん、麺類やかまぼこなどをすり合わせる時に、食品の保水性を高めて形状を保ったり食感を良くしたりするために加えられている成分。「結着」という概念は、栄養やFGFを取り込むバイオポリリン酸のメカニズムと同じであり、バイオポリリン酸は毛乳頭に届けるため、普通のポリリン酸よりよりミクロになったものと考えて良いだろう。

ちなみにポリリン酸自体は口にしたとしてもほとんど便となって排泄されることから、毒性はほとんどない。実際厚生労働省が定めている各添加物の使用基準及び保存基準においても、使用制限欄になんの記載もないので、それだけ安全ということだろう。 ただし、多量を飲むとやはり良くないようで読売新聞の2003年の記事によると、材料を結着させる成分のポリリン酸ナトリウムが混ざらずに固まったミートボールを食べて舌先にしびれが残り、その後、発熱などの症状も出たそうだ。

ポリリン酸自体、一気に大量に摂取しない限りは、人間が日常的に口にしても安全な成分だし、それをさらにミクロにして液体状で頭皮につけるバイオポリリン酸はその塗布量からしても、危険性はほぼないと考えて間違いないだろう。